朝の番組でエレファントカシマシが「風に吹かれて」を歌っているのを聞いて、昔のことを思い出しました。
以前、ある公的職場で働いていたころのお話。そこでの勤務は1年更新の非正規雇用。前年の契約更新時に、管理職から「あなたがいないと困る」「職員登用も考えている」と懇願されて、パワハラなどもあり辞めようと思っていた決心を翻しました。
でも翌年、同じ管理職からあっさりクビ宣告。それは、1年更新だし、職員採用の話も口約束だし、団体の状況が激変したし、いろいろ仕方がない・・・・・・かもしれない。
でも、そのショックをひきずったまま自席に戻った直後、直属の上司が「〇〇さんに引き継ぎをしておいて」と。後にも先にも職場で本気で怒ったのはその時だけだと思う。「ほかに言うことあるんじゃないですか」抑えた声で言って席をたった。トイレで泣いた。
で、それはおいといて、エレカシです。そのころエレカシの「風に吹かれて」を帰り道でしょっちゅう聴いていました。
”さよならさ 今日の日よ 昨日までの優しさよ”
”手を振って旅立とうぜ いつもの風に吹かれて”
寒風に吹かれて涙をポタポタ落としつつ、重い足を引きずりながら聴いていた曲。「春は来る、春はきっと来る」とつぶやきながらー
ああ、なんか朝からいろいろ思い出しちゃったなー。