今回は配布物についてです。
●パンフレットお見せします
クリエイターエキスポの準備の中で、一番困り、時間がかかったのが配布物の制作です。検索しても、参考にできるサイトはなかなかない。
イラストだけならまだしも、自分のようにイラスト、マンガ、ライティングとあれこれ見せたいとなると、カテゴリーはどうしたらいいのだろう・・・。同じような人が見つからず苦労しました。同じような悩みを持つ人がいるかもしれないので、自分なりに考えて作ったものをお見せします。
いろいろ未熟な部分もありますが、それも含めて参考になればうれしいです。
配布物に載せる内容は「本人情報・連絡先・仕事内容・仕事実績や作品」くらいでしょうか。
作品はただ載せるより、分類したほうが見やすいです。「かわいい/コミカル」などジャンルでわけたり、「広告/教材/絵本/」など仕事別に分けるパターンが多いようです。
私は仕事別に見開き2Pを使い、目次まで作ってしまったので、16Pになりましたが、これは多いほう。イラストだけなら半分でも十分。要は見せ方だと他の人のを見て思いました。
当たり前なんですが、自分がやりたい仕事やブースに関連した作品をメインにもってくるのが大前提です。
先のブログ「情報1」でも書きましたが、私は漫画家ゾーンなのに、パンフレット16Pのうちで漫画に割いたページはわずか2ページ。それも後ろのほうだったので、パンフレットを手にした方が、マンガのページを見つける前に閉じてしまう光景を何度か見ました。クリエポ用としてはもっとフォーカスを絞ったものにするべきだった。考えが至らず全体的な仕事紹介のパンフになっていました。反省です。
配布物は皆さん、めっちゃ凝っててうまいです。ほかの人のを見て、けっこう落ち込みました。
形態はチラシの方もいれば、変形リーフレット、パンフレットなどさまざま。個人的な所感ですが、来場者はかなりの数の配布物を手にしているので、チラシだと紛れそうだなと思いました。
●配布物の部数は?
準備した配布物は、パンフレット1000部です。印刷したのはプリントパックさん。
パンフレットA4サイズ/16P/紙の種類コート90 /26760円(納期9営業日)です。
できるだけ安く仕上げようと、紙は薄めのを選んだのですが、他の人たちの立派な紙と比べると見劣りしました( ;∀;)指にくっつくし。でも、ページ数が多かったので、紙を厚くすると重さがえらいことになったはず。なので、紙を選ぶときはページ数との兼ね合いで考えるといいです。
パンフレットは、会場に直接送ってもらいました。ブースまで届けてもらえるのでありがたいです。それとは別に、送料を払えば見本として数十部を自宅に送ってもらえます。このサービスを利用しました。
1000部は多すぎると感じる人もいるのではないでしょうか。配り方によって必要部数は違ってきます。
会期中、私はできる限り前を通る方に声をかけて、パンフレットを渡していました。この方法で800部くらい使いました。
自分の仕事に興味なさそうな人に渡してもしかたないと思われるかもしれませんが、そこは考え方。
私のように有名でもなく、パッと見で仕事がホイホイくるような力もない人間は、まずは存在を知ってもらうことが第一だと思うのです。
もし、その人が興味なくても、あとで会社で回覧してもらえば、別の人から声がかかるかもしれません。そんな風に考えて、ひたすら配りまくりました。
両隣のブースのパンフレットを手に取り、私のところはスルー・・・といった心がギシギシ痛む場面も何度もありました。そのたびに「折れない、折れない」と唱えながら、口角上げてがんばりました。
後日「会社でパンフレットを見た」とおっしゃる方から、お仕事をいただきました。なので、バラマキ作戦もあながちムダでないように思います。
じっと待つもよし、自分から打って出るもよし。自分なりの作戦でいけばいいと思います(^^)