時代小説の挿絵です

『小説宝石』光文社 12月号にイラストを描かせていただきました。田中啓文先生の『川の流れを逆にしろ』という時代小説の挿絵です。

川に浮かぶ船に住む訳ありな元武士・右近が主人公。ちょっととぼけた、それでいて頼りになる右近を中心に、ワガママな殿さま、食えない元上司、ちゃっかりものの町人など魅力的な登場人物たちが繰り広げるユーモラスな物語。少しミステリーにもなっていておもしろいです。

時代小説が好きなので、今回声をかけていただきとてもうれしかったです!ボロ舟に住む主人公が無聊を託ってごろ寝している様子を描きました。当時の浮世絵など資料をいろいろ調べながらの制作で、かなり時間がかかりましたが楽しかったです。夢がまた一つ叶いました♪

https://www.kobunsha.com/shelf/magazine/current?seriesid=104001