最近いろいろな場で夢を抱く人に出会う機会が多い。好きな仕事につきたい、起業したい、夢を語ることは楽しいもので、話し手の顔はキラキラと輝いて美しい。そこで私も引き込まれて「じゃあ今は夢の実現に向けてどんなことされているんですか?」とか、「何年くらいで叶えようとされてるんですか?」とか、つい聞いてしまう。すると多くの人は「えっ」とつまったり、顔が曇ったりする。そこで私もしまった!と気付くのだけれど、覆水は盆に返らないので、「今、勉強中なんですね。」などとお茶を濁してフォローする。
現状を変えたいと思う人は多い。けれど現状を変えるためにはどうすればいいかを計画的に考えて努力する人は少ない。一昔前に白馬の王子様を夢みた女性が多かったように、今は”自分らしい素敵な仕事”が羽をはやして飛んでくると信じているのでは?と思ってしまう。
槙村さとるの『おいしい関係』をパラパラと見ていたら、「夢は気の遠くなるようなディテールの積み重ねだよ」という台詞が目に入った。胸のモヤモヤがすとんと落ちた気がした。「がんばらないでいい」という言葉は耳にやさしいけれども、夢は人の倍がんばらなくては叶えられない。だから私はあなたに言いたい「どんなにつらくてもがんばりましょう、お互いに。」
夢見る人へ
2006年11月15日 | 2件のコメント

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