母を鳥取砂丘に連れて行こうと思い立った。鳥取は、私が大学時代にハンググライダーをしに毎週通った懐かしい場所だ。
顔も知らぬ後輩たちに同乗させてもらい砂丘に着いた。そこでは同期の友人たちが久々のグライダーに悪戦苦闘していたり、昔と変わらぬインストラクターにからかわれたりしていた。空も海も青く澄み渡り、砂丘はキラキラとまぶしく、私たちは大いに愉快な時を過ごした。
目が覚めて、自殺した君がいなかったことに気がついた。君は夢にさえ出てくることを拒んでいるかもしれないが、私は決して君を忘れたりなんかしないよ。私は今でも君が大好きなんだから。
