恐るべし!古典芸能

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国立文楽劇場で文楽を観てきました。夏休みの特別公演で「契情倭荘子 蝶の道行」と「伊勢音頭恋寝刃 古市油屋の段」です。最初の演目は、私自身が蝶みたいに飛んでしまったので、全然記憶がないのです。テヘ(´・ω・`)

後半は、何度も落ちそうになりながらもがんばって観てました。話のあら筋ですが、お紺という遊女と恋仲になった男(貢)が、主家筋から盗み出された刀と折紙を探しているところから始まります。刀は手に入れたのだけど、折紙が岩次という男の手に渡っていて取り戻すことが出来ない。そこで岩字に惚れられているお紺が、わが身を犠牲にして折紙を手に入れようとするのです。お紺のいじらしい気持ちもつゆ知らず、勘違い野郎の貢はブチ切れて、そこいらの泊り客や遊女、子どもまでもを切りまくるのだ!(どうも妖刀らしい)。結局お紺への誤解が解けて、折紙も無事にとり戻して、めでたしめでたしで幕・・・って、一寸待ちぃな。彼、人、殺しまくってますやん。子どもを切った上に蹴飛ばしてましたで。
人形やから腕は飛ぶわ、首は飛ぶわで大惨事。おまけに着物もだんだん血で汚れていくし。刀を持った貢の影が障子から見えただけで、ヒィィーっとびびりましたがな。「復讐するは我にあり」か「八つ墓村」かと思いましたぞえ。

「古典で感性を磨こう」みたいな動きありますが、古典なめてたらエラい目にあいますで。今回の演目は、さしずめ15Rに指定しといてもよろしいかと思います。

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