気分がしっくり来ない日には、読んだ本のことでも書きましょう。
『ただのデブでは終わらない:小さな町が育んだ大きな女の子のストーリー』高木省市著
タイトルがいいと思いませんか。上田幸佳ちゃん 14歳 身長170cm 体重120kg、2006年の相撲の世選手権で大人に混じって、銅メダルをとった女の子。「デブ」といじめられ続けた女の子が、相撲と出合ううことで自信と明るさを取り戻した感動話・・・と言いたいところだけれど、やはり思春期の女の子。男子の場合ほど問題は単純にはいかないのです。これからも様々な困難や苦労が彼女を待っているのかもしれないけれど、温かい周囲の励ましと愛情を力に乗り越えていってほしいと思います。ガンバレ幸佳ちゃん!
『おばちゃまはシチリア・スパイ』ドロシー・ギルマン著
久々です。やはりおもしろいです。1作目では人生に何の希望も持てず、自殺まで考えていたミセス・ポリファックス。60代後半と思われる彼女の、その後の劇的な変化に励まされるファンは多いはず。フェミな人も大丈夫です。毎回のことですが、全体的に暖かなムードが流れ、肩肘張らずに楽しめました。
『中仙道六十九次:はやぶさ新八御用旅』平岩弓枝著
話もさることながら、京から江戸への旅の風景が、知っている場所も多いだけに面白うございました。
『奇妙な刺客:祇園社神灯事件簿』澤田ふじ子著
昔、神灯目付役という役名があったのをご存知でしたか?
境内の明かりや灯籠の火を見回るとともに警備を担当したそうです。
祇園社の神灯目付役の植松頼助が主人公。祇園祭の時期の事件なので、昔の祇園祭の様子などが丁寧に描かれていて興味深かったです。やはり江戸モノより、親しみわきますわぁ。
