考える愉悦

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『知らないと恥ずかしいジェンダー入門』加藤秀一著。『図解雑学ジェンダー』の著者です。
タイトルからすると、ものすごく基本的なことばかり書いている感がしますが、結構難しい箇所もあって、書かれてあることを知らなくても、全然恥ずかしくないと思います。とはいえ、いろいろと誤解されたり、攻撃されたりするジェンダー問題について、基本的なことから丁寧に書いてあり読みやすい本でもあります。

私が本書の中でおもしろいなぁと感じたのは、著者の考え方・・・というか、物事には様々な見方があって、それを検証したり、反証してみたり、知を楽しみながら論を重ねていくような書き方。
思索というのはもっと自由に飛翔していいのだ、そして、そこから新たな知なり論なりが生まれるのだ、などと久しく忘れていた哲学的興奮を覚えました。

この本のことが全て理解できれば、保守的な人と対話する時にわかってもらえるかといえば甚だ疑問で、相手にうまく伝えるスキルを持たないことには、共感は得られないだろうと思います。こちらの会話スキルは、また別の勉強ですね。切実ニ求ム。
葉2

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