俺は何のために生きているのか?

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『4コマ哲学教室』南部ヤスヒロ+相原コージ著。
自分の生きる意味を熱く模索する青年、浩。「食われるために生きている」というクールな現実主義者ブタ公。4コマのお話のほとんどが「俺、今度こそ分かったよ。俺の生きる意味が」という浩の台詞で始まり、ブタ公のシビアなコメントで終わります。
たとえば、「俺は『真理』を知るために生きてるんだ」「真理なんてものはないよ。全ては『事実』の集積に過ぎないよ」。その後、浩がまだ誰も知らない宇宙の実相云々と言うと、「そんなものは『真理』ではなく、ただの『空想』だよ」とスパコーンとぶった切る。実に小気味よし。
帰納法と演繹法、実存主義や道具主義、超人思想など、いろんな哲学をやさしく説いてくれてます。

ベーコンの思想なども紹介されていて、ふと、学生時代、麻雀で良いドラが出た時に、必ず誰かが「良いドラだ いいドラだ 4つのイドラだ」と言ってたのを思い出しました。哲学科の学生らしい、知性にあふれたギャグですね。
*イドラ・・・フランシス・ベーコンが言った、事物を正しく認識する際にさまたげとなる偏見や思い込みのこと(多分)。「種族」「洞窟」「市場」「劇場」の4種がある。
それにしても最近とんと麻雀してねぇな。してぇぞ。

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