【絵本】『兵庫と東北 つながってんねん』公開中(全ページPDF))

絵本『兵庫と東北つながってんねん』全ページPDFでご覧いただけます。
→兵庫と東北 つながってんねん(PDF)

阪神・淡路大震災を経験した兵庫から、東日本大震災の被災地・東北へ。

「何かしたい。でも、何ができるかわからない」そんな思いから自主制作した絵本です。

東日本大震災のあと、何もできない自分にもどかしさを感じながら、「せめて気持ちだけでも届けたい」と思い、最初は自宅のコピー機で印刷し、手作業で製本して作り始めました。

その後、「欲しい」という声が広がり、兵庫県立男女共同参画センター の協力により絵本化。3000部が制作され、一部は無料配布されたほか、被災地の関係団体や避難所にも届けられました。

また、2015年開催の 第3回国連防災世界会議 でも展示・配布されています。

「1分で読める絵本」をめざして

私もそうでしたが、大きなショックを受けたり、心身の疲労が強かったりする時には、長い文章を読むこと自体がつらいです。

そのため、この絵本では、言葉をできるだけ減らすことを意識し、「1分で読める絵本」をめざしました。

感想では

「絵本らしく、誰でも読めるように。でも、兵庫の人たちの痛み、そして東北への思いがちゃんと伝わる」

といううれしいお言葉もいただきました。

この作品では、同じ大きな震災を受けた地域だからこそ伝えたい気持ちや、遠くから寄り添おうとする気持ちも大切に描いています。

兵庫県から東北へ向かうボランティアバスの中で、「このような気持ちで現地へ向かってほしい」という言葉とともに配布されたこともありました。

各地での活用

  • 被災地での読み聞かせ
  • 識字学校での活用
  • ボランティア活動での配布
  • 河北新報 や 毎日新聞 掲載
  • ラジオ朗読

など、さまざまな形で広がりました。

また、2015年開催の 第3回国連防災世界会議 でも展示・配布されています。

この絵本で大切にした、「傷つけない表現」や、「不安の中にいる人にも届く伝え方」は、今も私の表現の軸になっています。

しんどい思いをしている人に、かすかでも励まされる言葉や、少しでも役に立つ情報を届けたい――そんな思いも、この頃からずっと変わっていません。

絵本『兵庫と東北つながってんねん』全ページPDFでご覧いただけます。
→兵庫と東北 つながってんねん(PDF)

K201503300A0EB0XX00004

河北新報2015年河北新報3月30日

Web毎日新聞ほっと兵庫掲載記事20150429

毎日新聞新聞ほっと兵庫2015年4月29日