いにしへの 奈良の都の 八重桜
けふ九重に 匂いぬるかな
伊勢大輔の有名な和歌ですが、
「奈良九重桜」という花があるのを
奈良公園で見てはじめて知りました。
薄い花弁がたくさんついて風情のある桜でした。
心配したお天気もなんのその、さわやかな晴天に恵まれ
時はまさに春の中の春。落花盛んな花びらに酔い
しばし桜色の午睡を楽しんだのでした。
いつの間に恒例になったのか、毎年、学生時代の
友人たちとお花見にでかけます。
やさしく温かな一時、来年も過ごせますように。
2010年4月11日 | 0件のコメント